海外を漂うポリグロット

ワーホリ・海外生活・言語学習についての情報ブログです。たまに私記もあるかも…

イギリスで病院にかかりたい場合・・・

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こんにちは、ロックダウン中はずっと晴れてたのにロックダウン緩和されてから雨の日ばっかりのイギリスにおこながんばすです。

天気め・・・人類が外に出たいのを知っているな?

 

 

さて、今日は気になるイギリスでの病院の行き方やシステムについて、わたしが知っている限りの情報になりますが紹介しようと思います。

わたくしがもうほんとついさっき行ってきたので忘れる前に・・・

 

一応分からない情報は調べて書いてはいますが、間違っている場合や地域によって違うこともあると思うので、もう一度ご自身で確認することをおすすめいたします。

※全て2020年6月19日現在の情報をもとに書いています。コロナ禍なので、通常時に戻った場合また変わってくるかと思います。

 

まず大前提として、留学やワーホリでイギリスのビザを申請する際「Immigration health surchageもしくはIHSというものを払ってくださいねー」という項目があるかと思います。

 

なので6ヶ月以上の滞在で、ビザ申請の際にIHSを払っていれば、誰でも病院に行くことができます。イギリスの国民保険みたいなものですね。

しかも診療費は原則無料

(処方箋にお金はかかります。)

 

ただここで注意なのが、IHSは歯科や眼科、事故などに対する医療費はカバーされていないので、無料でないときもあるということです。

一応にはなりますが、海外旅行保険なども別で入っておくと安心でしょう。

 

さてここからはどんな手順、手続きで病院にかかることができるかを順を追って紹介していきます。

 

①GP(かかりつけ医院)を登録する

イギリスでは日本と違って、病院に行けばそのまま診療してもらえるというシステムではありません。

原則GPと呼ばれるかかりつけ医院を登録してからでないと、診療が受けられない様になっています。

 

GPは基本的に自分の家に近いところを選ぶのですが、GPによっては既に患者数がいっぱいで新しく受け入れられないところもあるので、申請する前に調べると良いでしょう。

きちんと情報を更新しているGPであれば、新規患者受け入れをしているかどうかをオンラインでチェックすることも可能です。

 

家の周りにいくつかあるようであれば、ネット上でそのGPの評価を見て決めてもいいかもしれませんね。

 

どのGPにするかを決めたら、オンライン上からGP申請フォームをプリントし、記入の上GPの受付に持って行きましょう。

 

2020年コロナ禍の現在ではオンライン申請できるところも多いですが、通常紙に記入して申請、という形になります。

そのあたりもGPによって若干違ったりするので、ネット上に情報があればそこから、なければGPに電話して確認すると確実ですね。

 

②登録完了を待ち予約する

申請後は登録完了の手紙が届くのを待ちます。

登録の完了がどれくらいかかるかは、人や時期によって変わるみたいですね。

 

わたしの場合は10日~2週間後くらいにNHSナンバーを知らせる手紙が届きました。

毎日ポスト確認していたわけではないので、もしかしてもっと短い時間で手紙が届いていたかもしれませんが・・・。

 

2週間程は待ち、まだ届かないようであればそのGPに聞いてみてもいいでしょう。

わたしは常用薬が切れそうで、結構焦っていたのでメールで聞いてみたらすぐ「登録完了してるよ」って返事が来ました。

それも申請から2週間後だったので結局どれくらいかかったかは不確かですが。すみません!

 

登録を待たずとも診療してもらえる場合もあるにはあるようなので、緊急の場合はとりあえず近くのGPに相談してみる、ということも可能です。

 

登録が完了したら、いつでも予約が可能です。

基本的には

・電話

・GPに直接出向く

・オンライン

で予約が可能です。

 

電話予約は全てと言っていいほどほとんどのGPで可能ですが、オンライン予約はやっているところとやっていないところがあるようなので、気になる方は調べてみましょう。最近はオンラインで予約できるところも多いのかな・・・。

電話予約嫌ですよね(笑)

 

GPによってはWalk-in(病院にそのまま出向きその日の時間帯を指定し予約するサービス)をやっているところもあるようですよ。

 

③予約後、忘れずにGPに行く

予約後、急用が入ってしまって行けなくなった場合は必ずGPに連絡を入れましょう

特にペナルティなどがある訳ではありませんが単純に迷惑なのと、GP登録を解除される場合も無くは無いので、真摯な態度で対応しましょう。

 

予約変更も電話、GPの受付、もしくはオンラインで可能です。

 

④診療後、薬が出たなら処方箋を買う

わたしのGPの場合ですが、診療後医者から薬局に直接「このお薬この人に出してね」という連絡が届きます。

 

病院自体で薬の処方はしていないので、決められた薬局に赴き処方されたお薬の処方箋を買い、お薬をもらうことができます。

 

違うGPに通ったことのある友人は、GPの受付で処方箋をもらって薬局でお薬をもらったと言っていたので、このあたりは新型コロナウイルスの影響で現在は少し変わっているのかもしれませんね。

 

薬によってはお金がかからないこともあるようなので、不安であれば処方箋をもらう際に聞いてみると良いでしょう。

 

「処方箋を買う」と言う表現には少し変な感じがするとは思いますが、イギリスでのシステムはお薬を買うというよりは、処方箋を買ってお薬をもらうというイメージです。

まあ、結局お金を払うことには変わりないので日本と同じようなものですかね(笑)

 

これは地域によって変わるようで、例えばイングランドでは薬にお金はかからない代わりに処方箋にお金がかかりますが、ウェールズでは処方箋にも薬にもお金がかかりません。

こちらもしっかり確認しておくと安心ですね。

 

いくつかの条件を満たしている人であれば、イングランドでも無料で処方箋を取得できる場合もあります。

いろいろ要項があるので、こちらもご自身で調べてみることをおすすめします!

 

処方箋の値段も上がりつつあるようなので、必要なときに最新の情報を手に入れるようにしましょう。

 

                                       

 

さて、ここまでイギリスでの病院のかかり方について説明して行きましたがいかがだったでしょうか?

 

地域によってはGP以外に、登録不要で当日Walk-in予約のみやっているところもあるようなので、選択肢は幅広いと言えます。

 

ただGPはあって困るものでもないし、いつ大きく体調を崩すかも分からないため、登録しておいて損は無いですよ。

 

体調を崩したときに余計な不安が無いように、早めにGPを登録しておくことをおすすめします。

 

医療関係の心配の無い、楽しく健康なワーホリ/留学生活を過ごせることを祈っています!

 

それではまた。