海外を漂うポリグロット

ワーホリ・海外生活・言語学習についての情報ブログです。たまに私記もあるかも…

個人的に合わない勉強法

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こんにちは、ぷるぷです!

 

昨今の情報社会でインターネットには、本当にたくさんの人が英語や他の言語を勉強していて、本当に本当にたくさんの勉強法が出回っています。結局どの勉強法がいいのかをネットで調べてみると、いろいろなアドバイスが出てきますが、そこで紹介される勉強法は「その人の」勉強法であって「自分の」勉強法ではありません。もちろん、その人が実践して成果を上げた方法を人にオススメしているはずので効果はあるのでしょうが、残念ながら、その勉強法が誰にでも合うとも限らないのが現状です。人はそれぞれ違うように、環境や性格などの要因によって勉強法もそれぞれ変わりますよね?

 

なので今回の記事では、逆に、筆者が個人的に合わなかった勉強法について紹介しよう!と思いつきました。ここでの「合わない勉強法」の定義は、人に勧められた勉強法で自分も試してみたけれど、続かなかった勉強法とします。なぜ続かなかったのかについて自分なりに分析して改善してみた過程についても書くので参考にしてみてください!

 

最初に断っておくと、紹介している勉強法を否定しているわけではないですよ!ただ単に偏屈で無能な自分に合わなかっただけです。

 

それに、合わない度合いもまちまちです。全く合わない度MAXな勉強法もあれば、効果があるのは認めつつも、自分の性格のせいで好きにはなれないような勉強法もありますし、自分用にアレンジしたことで効果が上がった勉強法もあります。

 

勉強法で迷っている人に読んでもらえるとうれしいです!

 

1.外国語で日記を書く、あるいは独り言をつぶやく

 

合わなかった理由:書くこと、言うことが全く思いつかない

 

自分でも病気を疑うほど内容が思いつきません。年に数回ぐらい「よし、日記を書こう!フランス語でつぶやくぞ!」と意気込んで始めてみるのですが、書けない、話せない。書いたとしても内容が小学生以下になってしまうんです…。「今日は~した。楽しかった(完)」というレベルでヒドイので、やっても意味がない。

 

改善案:不明

 

日記を書く、独り言をつぶやくのは、とても効果のある勉強法だと思うんです。周りの目がないようなプレッシャーのない状況でアウトプットができるというのは、すばらしい点だと思います。SNSでも短いスピーチを継続的にやって英語力を伸ばしている人もいます。なので、やりたい…。もし僕にアドバイスができる人はぜひコメントで教えてください!日記やスピーチをしている方!どうやってネタを探していますか?

 

2.1つの教材に絞ってやり込む

 

合わなかった理由:飽きる

 

語学は定着が大事なので、やり込み自体に反対はしません。実際に僕も何度も何度も同じ教材で勉強します。でも1つだけとなると、飽き性の僕はすぐ飽きちゃう…。

 

そもそも、この「1つの教材に絞りなさい」というアドバイスは勉強する時間が限られている人や、教材が多すぎて困っている人に向けられているのでしょう。確かに仕事で忙しい人が複数の教材を持っていると、全て消化不良になってしまいますし、教材が多すぎる人がうまくいかないのは目に見えてると思います。

 

改善案:1つじゃなくてもよくない?

 

ということで、僕は複数の教材を準備しておいてローテーションを組んで、順番にやっています。つまり、教材が①、②、③の3つがあるとすると、①→②→③→①→②→…という風に進めていくと飽きも来ないし、やり込めるのです!大体僕は3つか4つの教材を持つようにしています。そうすると、飽きない、そして、量の多さに圧倒されることもない適度な量だと思っています。

 

3.ニュースを用いた勉強

 

合わなかった理由:興味が薄い、難しいの二重苦

 

僕は今、フランスでワーホリをしているのですが、フランス人はニュースをよく見ているなという印象です。フランスに限らず、どこの国であってもニュースは会話のきっかけとして使えるので、やはりニュースはある程度は聞いておきたい…。

 

それに、そもそもの問題といえばニュースは日本語でも全然見ないのに、外国語でニュースを聞くのは至難の業。経済や政治を知っておくべきと思いつつも関心が今一つ持てません。数分聞いているだけで、今日の夕ご飯どうしよう?と他のことを考えて集中が途切れてしまいます。

 

またニュースで使われる語彙のレベルは日常会話レベルより高めなので、それも集中力が途切れやすくなる要因だと思います。単純に分からない単語が多いとしんどいですよね?

 

この問題に関しては、試行錯誤をたくさん重ねました…なので2段階に分けてご紹介します!

 

改善案その①:レベルを易しくしてみた

 

BBC Learning English」や「Journal en français facile」など英語やフランス語学習者のためにニュースを分かりやすく伝えているコンテンツもあるので、それを聞くようにしています。二重苦が一重苦になったので、改善はされたのですが、やはり興味が薄いので続きにくい…。

 

www.bbc.co.uk

savoirs.rfi.fr

 

改善案その②:ニュースを分かりやすく面白く紹介する動画を探した

 

ニュースを淡々と読み上げていくキャスターと違い、Youtubeだと共感できるパーソナリティが分かりやすく面白くニュースを紹介してくれたり、意見を発信しているので、とても見やすい!

 

英語では「The Daily Show with Trevor Noah」の動画を見ています。Trevor Noahは南アフリカ出身のコメディアンで、彼独自の視点でニュースに対する意見をユーモアを交えながら発信しています。僕は彼の大ファンで自伝まで買いました。自分が好きな人が自分の興味のない分野を紹介すると面白くなるのは不思議ですね…。そんなマジックを利用しない手はありません。

 

www.youtube.com

 

フランス語ではまだいいチャンネルが見つかっていません。誰かオススメがある人はコメントで教えてください!

 

4.目標や計画を立てる

 

合わなかった理由:単純に続かない、達成できない(笑)

 

クズみたいな理由ですいません。「単語を1日10個ずつ覚える」「日記を毎日書く」「テストに合格する」…全然できません。ただ単に僕の目標と計画の立て方がヘタクソなのもあると思いますが、達成できないとモチベーションを下げる原因になってしまうこともあります。

 

改善案:僕には目標や計画なんていらない!

 

語学の勉強に終わりはないし、何よりも僕は語学が大好きです。だから目標や計画がなかろうが勉強は継続するので、あまり必要ないかなと思っています。それに継続が1番大事な語学学習においてやる気がなくなって勉強をやめてしまうことが1番の問題だと思います!なので目標を立てて、達成できなかった時に自分を責めてしまうぐらいなら、目標を立てないほうがいいと思います。

 

5.テストのための勉強

 

合わなかった理由:準備している段階で既に緊張(笑)

 

人前で話すのが苦手な自分にとってスピーキングテストは難関です。実際のスピーキングテストの様子などをYoutubeで見てイメージトレーニングして準備をしてみるのですが、緊張に耐えられず途中で見るのを断念してしまいます。

 

www.youtube.com

 

このリンクはCAE(英検でいうと1級ぐらいのレベル)のスピーキングテストです。見ると緊張が伝わって、自分まで緊張してきませんか?(僕だけ?)

 

改善案:自分のマインドセットを変えてみる

 

テスト勉強はつらいかもしれませんが、テストに向けて勉強すると、語彙力が上がったり、論理的に話す癖がつくなどの利点がたくさんあります。テストを準備して得られるものを想像しながら勉強することにしています。実際に僕は英検1級を受けたおかげで語彙力がぐんと伸びました。英検1級の語彙レベルは必要ないという人もいらっしゃいますが、僕は勉強したおかげで本をすらすら読めるようになりました。

 

また、目標ができて頑張れるのもテストのいい点でしょう。でも頑張るということは疲れるということなので長続きしないことも…。なので、テストを受けるにしても数年に1回にしてみるなど、受ける頻度を下げてみるというのも1つの手段としてアリだと思います。

 

6.ミートアップに参加

 

合わなかった理由:自分が人見知り過ぎる

 

友達作りや言語の練習を目的に参加してみるのですが、結局、一緒に行った友達と少し話して帰るという本当に意味のないことをしてしまいます。話しかけられて1対1で話すのなら問題ないのですが、自分から話しかけるのはかなり高いハードルですし、グループで話し始めると自分はどうしても聞く側になってしまいます。参加者が全員日本人だったとしても同じです。言語の壁が問題というわけではないんです。これだけはどうしようもない気がします。

 

しかしそんな中でも、勇気を振り絞って話しかけたおかげで、今でも連絡をする人はいます(1人ぐらい…?)。

 

改善案:マンツーマンで話せる環境を作る

 

ミートアップのように大勢と話すのが苦手でも、友達は作りたいし、語学のためにもアウトプットの場は欲しいんです!ということで僕が利用しているのは言語交換アプリ。近くに住んでいる人を探して、相手が合意してくれれば、実際に会って言語交換をします。近くに住んでいる人じゃなくても、会話を練習したい人が見つかれば、Skypeビデオチャットしています。実際に今は、言語交換パートナーは3人います。

 

まとめ

 

以上、個人的に合わない勉強法を紹介しました!そもそも勉強法というものは個人的なものなので、自分に合わない勉強法や教材があったからといって落ち込む必要はないし、試行錯誤しながら勉強していくのも語学の面白さです。

 

自分の嫌いな勉強法があったとしても、その改善策を考えればいいし、思いつかなければ諦めるという方法も時にはアリだと思います。自分が何を目指しているのかや自分の性格を考慮すれば、自分に合う勉強法は見つかりやすくなると思います。

 

皆さんは合わない勉強法ありますか?あるとしたら、なぜ合わないのか、どうやってそれを克服したか、などコメントで教えてください!