イギリス、コロナ禍の就職状況について
こんにちは、自粛太りをなんとかしようと最近頑張っているがんばすです。
去年末から今年の頭、そして現在にかけて、新型コロナウィルスによる世界的なパンデミックが発生していることはもう皆さんご存知ですよね。
「これからイギリスYMSで渡航する予定だったのに」とか、「留学する予定だったのに」なんて方も多いのではないでしょうか。
特にYMSで来られる方は「こんな状況で本当に就職できるのだろうか」とかなり不安なのではないかと思います。
そこでこの記事では、今現在イギリスに住んでいるわたしの視点から「街がどんな状況か、就職状況はどうなのか」について紹介しようと思います。
ちなみにわたしが住んでいるのは、イングランドのGloucestershireと呼ばれる郡の小さな街。
人口は約11万6500人(2019年)で、大きなスーパーやお店の立ち並ぶハイストリートなどもありますが、それでも静かで落ち着いたところです。
小さな街からの知らせにはなりますが、イギリスの状況をイメージするのに役立てば幸いです!
街の様子
不要不急の外出が原則禁止であった頃は、ハイストリートもとても静かでほとんど人がいないような状況でしたが、外出制限が徐々に解除されてきている今、街には人や活気がかなり戻ってきたように感じられますよ。
しかし現在でもどのお店も、入店人数の制限をしていたり、他のお客さんとの距離を開けることを徹底していたり、入り口にアルコール消毒剤を置いたりと様々な工夫をしています。
せっかく一度収まりかけたパンデミックをまた起こしたくないのは誰も同じなのでしょう。
と言いつつ、中には他人と全く距離を取っていない人もいます。
専門家の中では、政府に対し外出規制解除や緩和のスピードが早すぎると警鐘を鳴らしている人もいるようですね。
一年の内に最も経済が動くであろう夏に向けて、早く通常状態に戻したい政府の思いもわかりますが、わたしも規制解除のスピードが早すぎるのではないかなと不安な気持ちになっています。
ビーチにギュウギュウに人が集まっているニュースを見たときは、さすがにちょっと呆れました(笑)
わたしの個人的な印象としては、政府が出したルールにきちんと則って生活している人、そうでない人の割合が大体半々くらいかなと感じました。
コロナ感染第二波が来ないことを祈るばかりですね・・・。
就職状況
正直に申し上げますと、かなり厳しいかと思います。
それでもほとんどのお店が閉まっていた1ヶ月半前よりかは格段に求人が増えています。(前は求人が3件とかしかありませんでした。やば。)
しかし、YMSで仕事をしに来る人がするであろうほとんどの接客業はまだ、求人が多いと言える状況ではありません。
例えば今日この記事を書いている現在(2020年6月30日)にIndeed UKでCafeと検索した場合、ロンドン全域を調べても75件しかありませんでした。
普段であれば6月くらいから夏に向けて、どの仕事も最低でも短期の仕事が増える傾向にあります。
それがロンドンで75件です。
全ての人がロンドンに住むわけではないと思いますが、ロンドンで75件の求人が、地方都市に行って増えるでしょうか?
答えはNOと言えます。
経営が立ち行かなくなってしまったところや、個人経営の店がまだまだ再開店の目処が立っていないなどの状況があるにしても、イギリス全体的に就職状況は今の所悪いと言えるでしょう。
しかし今現在そうであるだけであって、7月上旬を過ぎればもっと求人が増えるということもありえない話ではもちろんありません!
コロナ感染の拡大状況によって状況は刻一刻と変わっていくと思うので、毎日求人情報をこまめにチェックすることが鍵となるでしょう。
貯金に余裕があるのであれば、イギリスに渡航してから求人が増えるまで待ってみるという手も無くはないでしょう。
これもコロナ第二波が来なければの話にはなりますが・・・。
本当、新型コロナウイルスのせいでいろんな人の人生や予定が崩れまくりですよね。
困ったものですが、仕方ないとも言えるでしょう・・・悔しいですね。
さて、ここまでイギリスの状況について話してきましたが、いかがだったでしょうか?
わたしが知っている、例に出している話は全てイングランド内の話であるので、ウェールズやスコットランドであればまた少し状況は変わってくるかもしれません。
本当に毎日状況は変わっていっているので、こまめに情報を正確に収集することをおすすめします!
わたしもまた何かあれば、ツイッターやブログ記事でも触れていきたいと思うので、あなたのお助けになれば幸いです!
健康にはお気をつけて、それではまた。