これやっといてもらってもいい?
こんにちは、がんばすです。
最近イギリスは日中は本当暑くて、窓が家の片側にしかない我が家は毎日スーパー暑いです。
日本も暑くなってきたのかな。
さて、今回の話はタイトルにあるように「これやっといてもらってもいい?」という文章についての話です。
わたしは現在スペイン人のパートナーとイギリスで同居しているのですが、二人で話すときは英語を使って会話しています。
家事もそこそこ分担してやっているのですが、こんな会話がよく繰り広げられます。
わたし "Can you throw the rubbish away?"
パートナー "Not now."
わたし "I'm not asking you to do it RIGHT NOW. I know you're doing
something else."
パートナー "Ah."
わたしがその場で感じたことや思考を含めて日本語に訳すとこんな感じ。
わたし 「(もうゴミ箱パンパンになりそうだし虫が寄ってくると嫌だからあ
とで時間があるときに)ゴミ捨てといてもらってもいい?」
パートナー 「今は無理」
わたし 「(はあ?知っとるわ怒)今やってって言ってないじゃん。
今あなたが他のことしてるの分かってるから。」
パートナー 「あぁ。」
このダイアログから分かるようにわたしは短気です。
(ゴミくれえ自分で捨てろ!という気持ちも分かるのですが、わたし若干潔癖症なのでできないのです。お互いがお互いのできることを納得して家事を分担していますのでそこは許してください・・・(笑))
さて何が言いたいかと言うと、注目して欲しいのは英語でも日本語でも最初の一文。
英語でも日本語でもゴミ捨てを「いつ」やってほしいのか、明確に言ってはいませんよね。
にも関わらずわたしのパートナーは「今やってと頼まれた」と感じ、「今は無理という返答をしました。
もちろんただわたしが"Can you throw the rubbish away later?"ときちんと「後で」と指定するために"later"をつければいいだけの話なんですけれど、「これってもしかして、パートナーの母語もしくはわたし自身の母語からくるエラーなのかなあ」と思ったわけです。
わたしはまだまだスペイン語スーパービギナーなので、わたしの母語である日本語から考えてみると、キーはこの「ゴミ捨てといて」に省略されている「おいて」にあるのではないかと気づきました。
調べてみると「おいて」には、将来や目的への「準備」、もしくは起きてほしくない事象への「予防」といった用法などなどがありました。
ふんふん、将来や目的への~ってあるし、「おいて」には時間を指定するニュアン
スも含まれているっぽいな・・・
いや、え?ん?でもこれってこの状況と文章に関係するか・・・?
「おいて」自体に「時間の指定」的な用法は無さそうだし、つまるところわたしが
ちゃんと"later"と付け加えていないのが悪いのでは・・・?
あーもう、頭がこんがらがってきました。
結論としてわたしが出すのは「このダイアログにおける「おいて」の用法では時間を指定しているわけではない。」です。
結局ごちゃごちゃになっちゃって読んでる皆さんをも動揺させてしまったかと思いますが、もうそういうことにします。すみません(笑)
この話について書こうとしたおかげで「おいて」が内包しているニュアンスに少しだけ詳しくなれたことだけでもよしとしましょう。
とりあえずこれからは"later"ときちんとつけるようにすることと、短気を直すことを頑張ります!
よく分からない文章を最後まで読んでくださってありがとうございました!
それではまた。